中秋の名月、見えるかなぁと娘と夜22時ごろに外に出てみた昨夜。
私たちの住んでいる場所からは生憎の曇り空で見ることができませんでしたが、ぼやけた光越しのそのパワーは凄まじかったですね‥人により感じ方はさまざまではあると思いますが満月が欠け始めた今日、私はやっとゆっくり呼吸ができ始めたような、小さな生まれ変わりがあったかのような気持ちで過ごしています。
そんな昨夜は晩秋に美味しいと言われている零余子(むかご)ご飯をひと足早く頂きました。
-むかご
-生ハム(ベーコンでも代用可)
-白米
-塩
-バター
-ブラックペッパー
最近レシピを書きながら、本当にレシピというほどのものでもないし、大丈夫なのかしら、、と思いながら綴っております。笑 が、素敵な器と季節の食材を取り入れることが私にとっては最大限の贅沢と喜びであることも確か。
そしてむかごを見かけると幼い頃に住んでいた家の駐車場の前のフェンスにむかごが成っていたのを母と採った思い出も蘇り、私も娘に旬の食材を食卓に出すことでいつかまた娘もいろんなシーンを思い出してくれたらいいなと思いながら料理をしています。
前置きが長くなってしまいましたが、作り方は至ってシンプル、むかごをざっと洗ったら、ご飯に水をはり気持ち多いかなぐらいの塩と一緒にむかごを入れます。
知人が忘れていった羽釜を使って最近はご飯を炊いているのですが 笑 羽釜で炊くと1合からでもふっくら美味しいですね。
炊き上がり少し早めに火を落とし、蒸らし時間を多めにとったら、バターを少量加え細かく切った生ハムをさっと混ぜ合わせブラックペッパーを擦ったら完成です。
生ハムの代わりにベーコンを使うときは予めバターでソテーしておくのがおすすめです。
おかずがなくてもこれだけでぱくぱくいけてしまうので食べ過ぎにはご注意を。
器はご飯もおかずもお茶を淹れるのにも、出番の多い萩焼きの鬼萩茶碗です。